成長期の子供には、どのくらいのカルシウム摂取量が必要なのか?

 

子供の身長を伸ばすためにも、

幼少期から牛乳を飲ませたり、チーズを食べさせたり乳製品を摂取することで栄養補給を行うことが大切だと言われています。

 

実際の必要量とカルシウムの作用を知ることで、成長期の子供の成長を最大化できるようにしてあげましょう。

 

成長期のカルシウム摂取量はどのくらい必要なのか?

 

成長期の子供のカルシウムの推奨摂取量は、

 

年齢 男子 女子
6〜7歳 600mg 550mg
8〜9歳 600mg 750mg
10〜11歳 700mg 750mg
12〜14歳 1000mg 800mg
15〜17歳 800mg 650mg

 

最大で1日1,000mgものカルシウムが必要になりますので、これらを普段の食事でしっかり摂取することが大切です。

 

しかしカルシウムの一番の問題はその吸収率の悪さ。

 

最も吸収率の高い牛乳などの乳製品でも40%ほどしか体内に吸収することができないと言われていますので、摂取量不足になることも多いでしょう。

 

平均的な牛乳のカルシウム含有量は100mlで150mgですので、60gしか吸収できない計算です。

 

仮に牛乳だけでカルシウムの摂取推奨量を目指すなら、1.6リットルも毎日飲まなければならないということ。

 

そこまで大量の牛乳を飲むと、

お腹が下ってしまい日常生活を普通に送ることができなくなるので、そこは注意しなければなりませんね。

 

カルシウムは成長期の子供の身長を伸ばしてくれるのか?

 

そもそも成長期の子供に大量のカルシウムを摂取させる必要があるのか?

 

これを栄養学的に考える際に、まず最初にカルシウムの作用を知るべきでしょう。

 

カルシウムを摂取すれば、

成長期の子供の身長の伸びを最大化できたり、サポートすることができると考えているのなら、それは少し誤った認識かもしれません。

 

カルシウムは骨の成長に必要な栄養素ですが、骨を縦に伸ばす効果ではなく、骨を丈夫で強くする作用のある栄養素。

 

だから成長期の子供でもカルシウムだけを大量に摂取し続けても、身長を効率的に伸ばすことはできません。

 

骨を縦に伸ばす栄養素はカルシウムではなくタンパク質ですので、身長を高くしたいのなら、タンパク質の摂取量を意識しましょう。

 

それにカルシウム不足を気にしてサプリメントなどで、カルシウムばかり摂取していると、高カルシウム血症になるリスクが高まるので注意が必要です。

 

高カルシウム血症は症状が悪化すれば、

最悪は死に至る可能性もある症状ですので、カルシウムだけを集中して摂取するのは絶対に避けてくださいね。

 

 

カルシウムの吸収率を高めるビタミンDの摂取も重要です。

 

栄養吸収率の低いカルシウムですが、

ビタミンDの作用で体内への吸収率が高まることがわかっていますので、ビタミンDも成長期の子供には大事な栄養素です。

 

ビタミンDを摂取する方法は、食事や食品から摂取する方法と、日光を浴びて腸内でビタミンDを合成する方法があります。

 

体内に吸収されたビタミンDは肝臓や腎臓で代謝されちて、活性型ビタミンDに変化し、カルシウムに対しての作用を発揮。

 

カルシウムの吸収率をアップさせ、カルシウム摂取量が不足している際には尿の中からカルシウムを再吸収する作用も発揮します。

 

吸収率のアップだけではなく、

骨に対するカルシウムの沈着を調整したり、骨形成を促進する作用を発揮してくれますので、カルシウム摂取量に合わせて意識することが大切です。

 

ちなみにビタミン不足にならないようにするためにも、体内での合成を促進し、夏は30分、冬は1時間程度は日光を浴びる時間を設けるようにしてください。

 

 

成長期のカルシウム摂取量は骨粗鬆症の予防・対策にも役立つ

 

成長期の子供がカルシウムを大量に摂取しても、効率的に身長を伸ばすことはできませんが、成長期のカルシウム不足は絶対に避けましょう。

 

将来的な話になりますが、成長期までのカルシウム摂取量が少ないと骨密度が低く、将来的な骨粗鬆症のリスクが高まることがわかっています。

 

骨粗鬆症の悪化による大腿骨骨折をきっかけに寝たきりの生活になってしまうことも多いので、健康寿命を伸ばすためにも大切なことです。

 

骨量・骨密度などは将来期にすれば良いと考えがちですが、特に女の子の場合は、骨が弱い傾向があるので将来のリスクを回避することは大切です。

 

身長が急激に伸びることで、

骨量や骨密度が一時的に低くなる成長期には、子供の骨折件数が増えることがわかっており、男子は中学1年生~中学2年生、女子は小学5年生〜小学6年生の骨折に注意しましょう。

 

特に急激に身長が伸びる男子の方が女子の2倍ほど高い骨折率だと言われていますので、この時期の骨密度を意識することも忘れないでくださいね。

 

子供の成長を少しでもサポートしたいと考えるお母さんに人気なのが、身長サプリメントや成長応援飲料と呼ばれる商品。

 

実際にどんな特徴があるのか?

本当に子供の成長に役立つのはどれなのか?

 

専門家が身長サプリメントの情報をまとめた記事がありましたので、それを参考にチェックしてみると良いでしょう。

 

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栄養面のサポート効果が期待できる商品を選ぶことが、身長サプリメントや背が伸びるサプリメントの基本的な選び方。

 

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