成長ホルモンの分泌に関しては様々なことが言われてきましたが、2018年版の新常識について解説します。

 

睡眠のゴールデンタイムが嘘だったとしたら、あなたは本当に成長ホルモンについての知識があると思いますか。

 

最新の研究結果からわかった成長ホルモンの新常識を理解して、成長期の身長の伸びを最大化させてあげましょう。

睡眠のゴールデンタイムと成長ホルモンの本当の関係は?

日本では以前から、午後10時から午前2時までの4時間が睡眠のゴールデンタイムと呼ばれ、この時間に熟睡することで成長ホルモンの分泌量を最大化できると言われていました。

 

しかしこの睡眠のゴールデンタイムという考え方は、成長ホルモンの本当の分泌サイクルではないことがわかっています。

 

最近ではこういった新情報がテレビの情報番組などで紹介される機会も増えてきましたので、多くの人がこの時間帯が睡眠のゴールデンタイムはないということを知っているでしょう。

 

そもそもその時間にしか成長ホルモンの分泌量が最大化できないのであれば、生活リズムが乱れている子供は低身長という問題に直面しなければなりません。

 

小学生でも日付が変わってから眠る子供もいる現代、もし睡眠のゴールデンタイムだけが重要だとしたら本当に困った問題になりますが、これは事実ではありませんので安心してください。

 

まずは成長ホルモンの分泌サイクルについて解説すると・・・

成長ホルモンは就寝直後の3時間に大量に分泌される

成長ホルモンが分泌されるのは1日5回。

朝食後、昼食後、夕食後、運動後、就寝時で、この中でも最も大量の成長ホルモンが分泌されるのが就寝時ですので、睡眠のゴールデンタイムではありませんが就寝時の分泌量が大切なのは間違いのない事実。

 

最新の研究では成長ホルモンは、就寝時間に関係なく就寝直後の3時間に一晩に分泌される量の90%以上が分泌されるとも言われているほど。

 

就寝直後に熟睡することが重要で、

このタイミングで何度も目覚めてしまったり、眠りが浅くなるような騒音や光、振動などがある状況で寝ることで成長ホルモンの分泌量に悪影響が出てしまいます。

 

成長ホルモンの分泌量は何時に寝るかの影響よりも就寝直後の睡眠状態が重要ですが、夜更かしばかりしている子供はそれ以前の問題であるということは理解しましょう。

 

成長期のお子様をお持ちならば、就寝直後に熟睡できるように寝る間に睡眠環境を整えてあげることが大切です。

 

スマホやブルーライト、コンビニなどの眩しい光、怒りや不安などのストレス状態は、熟睡しにくい状況を作りますので、寝る前はできるだけ避けたいところ。

 

入眠直後からしっかり熟睡できるようにすること、それが成長期の身長の伸びを最大化するひとつの方法です。

6時間未満の睡眠時間では成長ホルモンの分泌量が減少する

寝る時間帯も関係なく、睡眠のゴールデンタイムも嘘だったから何時に寝ても良いと夜更かしばかりしてしまうのも成長ホルモンの分泌量に悪影響を与えます。

 

就寝時間は遅くても、最低でも6時間以上の睡眠時間を確保すること。

 

6時間以下の睡眠時間では脳ストレスが強くなり、成長ホルモンの分泌に悪影響を与えることもわかっています。

 

塾や学校、部活などでどんなに忙しい学生生活を送っていても、最低でも6時間以上の睡眠時間を確保するようにしましょう。

 

また脳のストレス状態や睡眠の質から考えると、

9時に寝て5時に起きる方が10時に寝て6時に起きる場合よりも熟睡できることがわかっていますので、この点からも夜更かしはあまりおすすめできません。

生活リズムが乱れていると成長ホルモンの分泌量が減少する

寝る時間が決まっていなかったり、週末に寝だめすることでなんとか睡眠不足を補っているような子供の場合も成長ホルモンの分泌量に悪影響が出ます。

 

成長ホルモンをしっかり分泌するためには、

生体リズムを整える必要があり、就寝時間と起床時間を固定することで同じ生活リズムで過ごすことが生体リズムを整える一番の方法。

 

生体リズムが乱れると成長ホルモンの分泌量が減少するだけではなく、健康面にも悪影響を及ぼしてしまい、体調を崩す原因にもなりますので注意しましょう。

 

睡眠時間を確保することを考えると、何時に寝るかというよりも先に何時に起きるのかということを決めてしまい、そこから逆算して就寝時間を決めると良いでしょう。

 

小学生や中学生のタイミングで毎日6時間睡眠で固定してしまうと、明らかの睡眠不足になりますので、6時間は最低の水準だと考えてできるだけ多くの睡眠時間を確保してくださいね。

満腹状態で寝ると成長ホルモンの分泌量が減少する

夜更かししている子供に多いのが、夕食後に夜食や間食をして空腹を満たしてから寝るという状態。

 

夕食を食べないのは問題外ですし、

帰宅時間が遅いので夕食を食べてすぐに寝るというのも成長ホルモンの分泌量に悪影響を及ぼしますので、食後は最低でも2時間以上の間隔をあけること。

 

そうすることで上昇した血糖値も落ち着きますし、就寝時に胃や腸が消化や吸収を行うことで、睡眠の質を低下させることも予防できます。

 

それと胃が空腹状態の際に分泌されるグレリンという物質が、視床下部に作用して成長ホルモンの分泌を促進することがわかっていますので、分泌量を増やす意味でも満腹は避けましょう。

アルギニンサプリメントでは成長ホルモンの分泌量は増えない

低身長に悩む子供が増えたことで、サプリメントを常用する子供も増えてきましたが、身長サプリメントにはアルギニンを主成分にしたものもあります。

 

アルギニンサプリメントを摂取することで、

成長ホルモンの分泌量を増やすことができると言われていますが、サプリメントのアルギニンでは成長ホルモンの分泌量を増やすことはありません。

 

アルギニンは確かに成長ホルモンの合成に必要な成分ですが、サプリメントで摂取できるレベルでは、成長ホルモンを増加させるほどの作用は確認されていないのが現状。

 

アルギニンはサプリメントではなく、

普段の食事で摂取することが重要で、成長ホルモンの分泌促進効果を期待してわざわざサプリメントで摂取するべきものではないことを理解しましょう。

 

アルギニンサプリメントの摂取で、成長ホルモンの分泌量が増加したという論文や学術発表は信頼できる医学雑誌では行われていません。

成長ホルモンの新常識を徹底検証の記事まとめ

小学校高学年から中学生、高校生にかけてのタイミングで子供の身長が急激に伸びるのは、成長ホルモンが分泌されそれが骨端線に作用するから。

 

成長ホルモンの分泌に関しては、

これまでは睡眠のゴールデンタイムという寝る時間帯による影響が強いと考えられていましたが、最新の研究ではそれが間違っていることがわかっています。

 

成長ホルモンの分泌タイミングを知り、分泌量が減少することを避けて、少しでも分泌量が増える生活リズムで過ごすことが、成長期の身長の伸びを最大化する方法のひとつ。

 

成長ホルモンの分泌量を増やし、

運動による骨端線へのさらなる刺激と、食事からの栄養補給を徹底して、身長が伸びる効率を少しでも高めてあげてください。

 

そういった生活習慣の変化がきっかけになり、お子様が将来的に低身長で悩まなくて済むかもしれませんよ。

 

子供の成長を少しでもサポートしたいと考えるお母さんに人気なのが、身長サプリメントや成長応援飲料と呼ばれる商品。

 

実際にどんな特徴があるのか?

本当に子供の成長に役立つのはどれなのか?

 

専門家が身長サプリメントの情報をまとめた記事がありましたので、それを参考にチェックしてみると良いでしょう。

 

背が伸びるサプリ&身長サプリメントランキング10選@追クリ調べ

 

栄養面のサポート効果が期待できる商品を選ぶことが、身長サプリメントや背が伸びるサプリメントの基本的な選び方。

 

正しい知識を持って少しでも良い商品を探してあげることが、将来的な低身長のリスクを回避することに繋がりますよ。